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Archive for 9月 29th, 2017

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2007年9月27日、日本の映像ジャーナリストの長井氏がデモ鎮圧部隊に銃撃されて死亡した日。

 

このデモはの発端はガソリンの値上げにより物価上昇で生活が苦しくなったとの事で僧侶たちが立ち上がった。

 

当時のガソリンは1ガロン180ksと水よりも安く殆どただ同然だったのを1ガロン1500ksに値上げした。(この価格はほぼ輸入原価)

 

値上げの発端はIMFがミャンマー政府に圧力をかけ燃料の補助金を止めさせたからだ。

 

当時途上国にIMFが介入すると必ず騒動が起こると言われていた。

 

デモに対しての軍事政権の対応は国民無視で私自身憤りを感じた。

 

26日デモの視察にも嫌がる現地人を連れ現場に足を運んだが、

 

市民の対応にも少しがっかりしたのを覚えている。

 

世界のメディアは10万に規模のデモとか言っていたが、私の見たデモ隊は5~6千人規模でその他の市民(3~4万人)はデモ隊を遠巻きに見ているだけの野次馬。

 

本当に改革したいのであれば命がけでデモに参加せよと現地の人たちに言ったことを思い出す。

 

 

私は永井氏の事件は自業自得だと思っている。

 

ジャーナリストの名を振りかざし自分何でもできるとの驕りが有った。

 

ミャンマーの軍事政権の非道を世界に伝え自分の名を上げたいとの思惑が死に結びついた。

 

本当に軍事政権の非道を伝えたいのであれば自分の命が有ってのことであろう。

 

夫婦喧嘩の写真を撮るのに二人の間に入り「ハイチーズ」と言えば、どちらかに叩かれるのは当たり前の話。

 

日本のメディアはデモの後、憲法改正が行われ11年に民政移管されたとの報道で、いかにも長井氏が民主化に一石を投じたかのような報道だが、

 

実際には2004年に軍事政権が決めた民主化ロードマップに沿って憲法改正、総選挙により民主化の第一歩が始まったことで、

 

長井氏の死亡とミャンマーの民主化は何ら関係ないと私は思っている。

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デモを見に集まった野次馬