6月
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6月7日にアンダマン海で墜落したミャンマー軍用機の「ブラックボックス」が18日に回収されたという。
ブラックボックスとは、フライトデータレコーダー (FDR) とコックピットボイスレコーダー (CVR)で構成されたもので、航空事故の原因調査に大きな役割を持つ。
現在までのこところ、この墜落機に乗っていた124名のうち、92名の遺体が発見されている。残る32名に関しては、引き続き捜索活動が続けられるという。 抜粋終わり
これだけ大きな事故なのに最近は殆どニュース記事にもならない。
ブラックボックスが発見されたのは今後の事故原因究明に期待が持てる。
当初、軍の発表は天候が悪かった状況ではないとしていたが、最近は天候が原因かとの話も出ている。
機体の欠陥、整備ミス、操縦ミスなのか、ハッキリすべきで責任が無い天候が原因として片付けるべきではない。
墜落した軍用機は中国製のY8-200F。使用期間は2年未満で、800時間程度しか飛行していない。
Y-8は、1960年代にソ連・ウクライナのアントノフ設計局(現ウクライナのANTKアントーノウ)の製作したAn-12輸送機(1957
年初飛行)をデッドコピーしたものであり、1981年に生産開始された。中国では軍用輸送機として使われている。

墜落したY8-200F
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