10月
09

軍政によるデモ弾圧を受け、米国の対ミャンマー(ビルマ)政策に対して同国内で疑問の声が広がっている。長年の制裁の効果が乏しく、新たに資産凍結や渡航禁止など制裁強化を打ちだしたものの、議会などで「中国が加わらない制裁に意味があるのか」と批判が集中。現時点でブッシュ政権に強硬姿勢を変える動きはないが、北朝鮮の核問題をめぐる6者協議のように周辺国も含めた枠組みの構築など変化を求める声が出ている。
先週の米上院外交委員会公聴会では、出席したマーシェル国務次官補代理(東アジア・太平洋担当)が集中砲火を浴びた。
民主党のケリー上院議員が、90年代以来、軍政の資産凍結や投資・人的交流を制限した対ミャンマー制裁は「結局は何も変えなかったのではないか」と詰め寄ると、マーシェル氏は「正直なところ、問題は解決できなかった。新しいアイデアも必要だ」と述べ、制裁の「不成功」を認めた 以上asahi.com より
小生10月2日にも投稿しましたが、西欧の原理原則を強引に他の国民(民族)押し付けようとしている自由主義は結果としてその国の国民を不幸にしている。中国でもロシアでも人権問題や報道の自由など20年前は今のミャンマーより酷かったのではないか。それが経済が発展する事により少しずつ改善してきている事は確かだ、経済が発展しなければ(貧乏な国民は)何も出来ない。日本政府もミャンマー問題についてはアメリカのお追従外交をやめてアセアン諸国と協力して、金も口も出しミャンマーの経済を10年で今の5倍の規模にすれば今の政権は自然になくなるだろう。日本はここでアジア流の自由主義改革を成功させなければならない。これは何も西欧諸国が納得しなくってもミャンマーの国民が幸せになればよい事である。
もう一度書くがミャンマーへの経済制裁は何の効果も無く、軍事政権側は蚊に刺されたほどの気分の悪さだろう。一方国民の生活は海外投資が減る事により仕事が無くなり生活は苦しくなるが飢え死にする事は無いだろう。よって軍事政権は現状維持。

10月
04

今日発売の『週間新潮』に元ミャンマー大使の山口洋一氏の特別手記が掲載されている。
軍事政権と反政府勢力の真ん中に立ったつもりでこの手記を書いていると言っていますが、
1つだけ私と見方が違うところがある。『政府高官も暮らしぶりは概ね質素で、汚職や腐敗も絶無とは言いませんが、軍事政権としては稀なくらい少ないのです。』  私はこの意見には賛成できません。政府高官といえ3~5万円の給料で何千万円もする家を数軒所有したり、数百万円もする車を数台所有している事は、不正をしなければ出来ない事です。
小生自身その現実に遭遇しています。山口氏は元職が高官なので下賎な情報は入りにくいかもしれませんがね・・・・
ただし、他の内容は全て書かれたとおりだと思います。特に現政権の功績は内乱の要因をほぼ全て解決して少数民族と和解した事だと思う。バカの1つ覚えではないが人権人権と言うが、人権を守るだけでは何も解決できない。アフガン、イラク、ボスニアヘルツゴビナの状況を見れば内戦は国民が傷つき、時には数万、数十万単位での犠牲者もでる。
いい子、悪い子と決め付けたり、物語を作りそれに合った事だけ報道しているようでは、ジャーナリストして恥ずかしくないのだろうか??

10月
02

ミャンマーの軍事政権は民主化を要求するデモを武力で鎮圧した。これに対して多くの国々が非人道的などといって経済制裁をより強く実施する旨を発表している。
小生、ミャンマーにかかわり5年が過ぎ昨年からは、半分はミャンマーに滞在しているが
経済制裁は現政権には何の影響も無く困るのは一般市民だけである。
そして喜んでいるのが中国である。より少ない金額の援助で喜んでもらえて、かつ資源は思う通りに手に入る。こんなにいい事尽くめな事は全世界にそうざらには無いぞ~~~
欧米諸国は人権人権と騒いでいるが、世の中人権だけで片付くか!!
自分たちもつい半世紀前には何をしていた、奴隷、植民地政策この反省なくして他人にとやかく御託を並べるな。中国、ロシアが人権を守っているか、なぜこの国に経済制裁をしないのだ。
弱小国のいじめではやめろ!!!
日本政府も西欧諸国の後追い外交はやめたらどうだ。
経済が発展すれば国民は徐々にでも生活は豊かになり、民主化にもつながると思うのだが、
ミャンマーを民主化するのには国内事情も考えればソフトランデングしかないと思うし、その方が
国民の犠牲も少なくてすむだろう。
経済制裁などしないで武力行使で現政権を転覆させるのであれば、また別の話であが。
こんな事を思っているのは小生だけかな。

10月
01

長井カメラマンがミャンマーで殺害されたのは非常に残念な事態と思う反面、彼自身に落ち度は無かったのか?
1、取材ビザを取得していないでデモを取材している。
2、自分の安全を確認しながら行動したのか
3、デモ隊と守備隊の騒乱の真っ只中で写真を撮る必要があるのか
4、相対的にミャンマーの政権をナメテ入国し取材した(仕事を)。
私は別にミャンマー政府を擁護するわけではないが、報道の為ならどんな事も許されると思い込んでいるジャーナリストに常に不信感をを抱いている。今回の事件も長井カメラマンに落ち度が無かったかを検証している報道機関は1つも無く、彼を英雄的に扱い報道関係者の鑑のような扱いをしているメデアもある。

9月
29

ヤンゴンの現地スタッフから11時にメールが入った。
新聞情報ではインタネット類は遮断されたと報道されていましたが、
ある方法だと、たまにつながる事があり、
今日は1度だけですが11時にヤンゴンからメールが入りました。
ほとんどのメールが検閲されてる様ですから、デモの様子などは
書かないようにしています。そちらの連絡方法はまた違う方法で連絡するように
指示してきましたが、こちらの方法は上手く行っていません。
いずれにしても連絡の取りにくいのは確かです。平時でもままならない
状態でしたから。

9月
28

昨日の夕方の便でヤンゴンを発ち、バンコク経由で今朝成田に着きました。私が飛行場に入る(16:30)までには日本人殺害のニュースは入っていなかったのでびっくりしました。
27日の様子を少し・・・
政府は戒厳令を出した後、街宣車で夜中1時、2時にもかまわず、市民を恫喝している。
僧侶のデモ隊のほとんどは偽僧侶だからだまされるな、托鉢やお布施をしたものは厳罰に処す等
また、夜10時以降は郊外の住宅地では警官が戸別訪問して住民の在宅を確認し不在者がいた場合は
かなり厳しく尋問されている。
私から見たら現実とはかなりかけ離れた狂言に近い感じだが、多くの市民はこの恫喝に震撼し、
息を殺して推移を見守っている。
襲われたデモ隊は、離散、集合繰り返しているうちに小規模になったところを狙われている。
ミャンマー人の友人の話では26日のシュエダゴンパゴダの前の暴行もデモ隊が集まり始めの少ない時点で暴行を受けているが、デモ隊の人数が多くなると警官の方がサッサと移動してしまう事が多いそうだ。
法律はどうであろうが武器を持たない僧侶や民衆に発砲や暴行は、この政権の凶暴独裁政治を垣間見る気がする。

9月
27

戒厳令が出されても市内は比較的平穏でいつもと変わらない雰囲気ではあるが、
ダウンタウンの商店は店を閉めている所が多い。ヤンゴン最大のボジョーマーケットは閉鎖しいてた。小生本日ヤンゴンを離れるのでみやげ物を少々と思っていましたが、買うことが出来ませんでした。政府は戒厳令の布告と郊外の住民にダウンタウンのほう行かない様に街宣したり、集会の禁止に違反したものは厳罰する等を訴えている。夜には戸別訪問で住民を確認する作業などもして、デモに参加させない工作をしている。88年の経験から一般市民は直接デモに参加しないでデモ隊を激励しているだけのように振舞っている。政府側の昨日のデモ隊への襲撃は人数の少ない所を攻撃目標にしていたこと、他のデモ隊に連続して襲撃しなったのは、昨日は政府側の決意を示しただけと受け取れる。今日もデモは続けられるだろうが、今日の政府の出方が注目される。多くの市民は現政権が代わって欲しいと思っているが、警察や軍の強権に恐れをなし行動できないでいる。事が平和裏に解決することを祈るのみです。

9月
27


写真下 デモ隊を迎えて激励する市民
26日14:30ヤンゴンのダウンタウンでデモ隊に遭遇した。僧侶は数百人だがその周囲を一般民衆がガードする形で整然と行進していく、それを迎える市民は写真の様に、この場所だけでも2~3万人は居た。デモ隊が近づくと市民は拍手で出迎え、冷静さの中にも大きな盛り上がりが感じられた。デモに参加している人、迎えて激励する人、見た感じではヤンゴンでもミドルクラスの人たちと思われる人が多く、同行のミャンマー人よれば弁護士グループなども参加しているとのこと。このような形のデモが市内数箇所で展開されている模様です。また本日13時頃には2箇所で発砲事件があり数人の僧侶が死亡又は怪我をした模様
また、数十人の僧侶が拘束された(この情報は未確認です)。自宅に帰る途中に僧院がありその僧院の僧侶も多数デモに参加している模様で多くの市民が参加する僧侶を激励していた。  僧院の横では市民が塀越しに差し入れをしていたので、小生も同行のミャンマー人の制止を振り切り持ち金全部を寄進してきた。(デモに参加している僧侶に差し入れや寄付をすることは禁じられている、現実に何人かは逮捕されている)僧侶を射殺しり、拘束したこの政権側の行動は、今後政権側がどんな手を打とうがデモは止まらないのではないかと思う。

7月
22

ミャンマー人が日本に出稼ぎに行ける事は金持ちになれるの同意語で、ミャンマーの若者は男女を問わずそのチャンスを狙っている。
日本で働く方法は大別して3つある。
1、技術者として日本の就労ビザを得て働く。
2、、観光ビザ、あるいは修学ビザ等で入国して、滞在許可が切れてもそのまま違法滞在して働く。
3、外国人研修制度を利用して働く
1、については現状ではビザを取る事自体かなり難しい。
現在日本にいるミャンマー人の80%は2のパターンで入国した人達、しかし最近は観光ビザで入国するにもかなり難しい条件がありそう簡単にビザが降りないし、修学ビザ(日本語学習)でも入学金、授業料、生活費を計算120万から150万円の金が必要になる。観光ビザは日本人の保証人が必要になり
この保証人を見つけるの100万程度の金を取られる。
外国人研修制度で入国する人も、本来1円の金も掛からないはずなのに100万前後の金を払わなければエントリー出来ない。
いずれにしても100万前後の金を工面して日本に着たからにはそう簡単には帰れない。
結局不法残留で5年10年滞在し母国に帰るのが一般的だ。
ミャンマー人の働き場所で1番多いのは飲食店で、2箇所掛け持ちで働く人も少なくない。
男女とも水商売では決して働かない。日本に来るミャンマー人の80%は大卒で医者や学校の先生
なんかもかなり多い、それなりのプライドを持ち一生懸命に働いている姿は健気なものだ。
いずれにしてもミャンマー人が日本で働く為には100万以上の金が必要とする事実がある。
在日ミャンマー人が傷害罪や詐欺、窃盗等で検挙されたとの話はあまり聞かない程、
彼らは警察や入国管理局におびえながらひっそりと暮らしている。