Archive

Posts Tagged ‘農業’

3月
09

ミャンマー米協会(MRF)は2018年の籾米の最低取引価格を決めたと発表した。

 

品質基準に達した籾米の最低価格は1カゴ(21kg)5000ks。

 

ミャンマーで収穫された米価格を設定するのは、初めてのことです。

 

MRFの全精米所、米のトレーダー、代理店、民間企業は、新価格で、指定された品質基準を満たす米を購入すると協会幹部は語った。

 

コメの品質問題、地方によって取引の方法が違う、計量方法器具の統一等問題は発生すると思われるが、

 

我々は問題に応じて解決策を見つけるだろう」と精米協会のU Win Thantは語った。

 

 

1カゴ21㎏の籾米が精米になると約13.5kgとなる。

 

籾摺り、精米、輸送、倉庫、金利、経費を加えて1カゴ(精米で13,5kg)10000ksとすれば、

 

小売りへの卸は1p(2㎏)は1481ksとなり、小売価格は1700~1800ksとなる。

 

 

一方農民は

 

5エーカー(2ヘクタール)の標準農家で1エーカー当たりの収穫量は平年作で70カゴ

 

70×5×5000=1,750,000×(2毛作)=3,500,000ks

 

これから機械、燃料、肥料、農薬、人件費、種もみ費用を引けば実収入は2,000,000ksを切る。

 

因みに単位当たり収穫量は日本の半分の1反当たり4.2

ミャンマー人気ブログランキング

ご拝読ありがとう御座いました。”応援クリックをポチッとお願いします!

 

 

2月
23

携帯電は保有率が80%を超え、携帯電話保有者の80%以上がスマートホンのミャンマー、

 

最近は地方の農民もスマートホンを有効に使っているそうだ。

 

San San Hla提供のアプリは気候変動の予測、病虫害に対しての適切な農薬、適切な施肥の方法、新しい種子、農産物の価格変動等々。

 

「グリーン・ウェイ」は、農民と専門家を結びつけ「農民は必要な時にいつでも助けを得ることができる」としていて、

 

農民の困りごとの相談室的な役割を果たしている。

 

ミャンマーの農業は前近代的な農法で収穫量も少なく農民の収入は極端に少なく、5エーカーの農地を持っていても粗収入が300万ksに満たず生活は苦しい。

 

携帯アプリ一つで気候変動予測や適切な病虫害予防が出来れば収穫量もUPする、結構なサービスだ。

 

ミャンマー人気ブログランキング

ご拝読ありがとう御座いました。”応援クリックをポチッとお願いします!

 

スマホを使う農民

11月
19

 評論家、政府の各種委員会の有識者の先生にとって農業、専門的な知識や経験がなくても、マトはずれな指摘であっても読む人もわからないので有識者の正論となる。
 種を蒔いておけば高品質の野菜、果実が畑に並んでいるという程度の知識の人が評論をしている。

 農業は土壌と天候が相手だ。同じタマネギでも九州と北海道、ワシントンとNZ、台湾、四川省は収穫時期も品質・サイズも皆違う。さらに、春に田植えをして順調に生育している時期に集中豪雨、収穫直前の果物に台風が来ると一年間の努力が一晩で飛んでしまう。
 工場ならば機械が動くようになれば元の製造に戻れるが、種子を蒔く時期は限られる。気候は元には戻せない。カレンダーは来年となる。ITの技術も台風の進路を変えられない。
 農業も大規模・企業的・先端技術の経営手法を駆使すれば海外のマーケットで競争に勝てる。先生方のおっしゃるとおりに土地、大型機械に投資をして人を雇って、絵になるような農業をしてもてはやされても、一度の台風や豪雨で生産資材のコスト、給料の支払いで借金の返済が不能となる。家族農業が強いのはここにある。    引用終わり

ミャンマーの農業政策にもピツたり当てはまるレポートだと思う。  

 

良かれと思って支援していることが机上の空論のから発していると思われる空虚な施策で農民の生活向上には程遠いのが現実に見られる。

 

レポート筆者が言っているように、その地で農業経営してからの発言ならば農民に説得力も有り有効な施策となろう。

 

評論家や学者が滞在日数1週間程度で年2~3回来てミャンマーの農業の専門家となる。

 

評論家や学者は気が楽だ、何を言っても最後の責任は取らない、勿論生活根拠を失う事もない、

 

しかし、農業経営者は不可抗力の天候異変でも責任を取らなければならない、時には命までも投げ出さなければならない。

 

農業支援は有識者や政治家が決める物ではなく、農民からのボトムUPで決定してゆくべきだろうが、ミャンマーの農民には意見を出す力もないのが現実かも。

 

ミャンマー人気ブログランキング

ご拝読ありがとう御座いました。”応援クリックをポチッとお願いします!

 

換金作物を作る農民

2月
08

 

マグウエー管区パコック県パウ町では畑から金では無いが

 

高価な玉ねぎの収穫で農民はホクホク顔。

 

エヤワディ河の中州で栽培された玉ねぎは今が収穫時期だが1V(1.6kg)1500~2000ksと例年の3~4倍の価格で農民は笑いが止まらない。

 

ミャンマーの3大食品は米、玉ねぎ、油(小生の見解)で玉ねぎの値上がりは消費者にとつては痛手、

 

ヤンゴンの小売価格は1V3000ksで例年の800~1000ksの3倍。

 

玉ねぎは3年に2回ぐらい異常な高騰をする、しかし3~4か月後には沈静する。

 

これは誰かが投機のため価格操作をしているとの話も聞くがどうなのだろうか。

 

今年の値上がりも不作で生産量が極端に少ないとのニュースは聞かない。

 

高騰の前触れは中国人が大量に玉ねぎを買いに来た、インド人が玉ねぎを探している等のニュースが流れる、すると1~2か月後に玉ねぎの価格が上がり始める。

 

ミャンマーの玉ねぎは小ぶりで直径は3~5cmですが甘みがあり美味しいが、

料理時には皮むき等に手間がかかるのが難点です。

 

ミャンマー人気ブログランキング

ご拝読ありがとう御座いました。”応援クリックをポチッとお願いします!

 

玉ねぎの収穫

12月
16

 

 

昨年と同様、我が家のマンゴーの一部の枝に花が咲き結実した。

 

昨年の写真を見ると同一枝ではないがどうして一部の枝だけ花が咲くのだろうか。

 

よく観察すると落葉や新芽が出るのも同じ木なのに枝により3か月もずれる。

 

昨年は突然変異かと思ったが今年も同様なのなぜだろうか。

 

どの様な原因か分からないが不思議な気がしてならない

 

この枝を他のマンゴーの木に接ぎ木したら超早生のマンゴーができるのだろうか。

 

3月末には十数個のマンゴーが食べられる状態になる。

 

そして順次花が咲き今年も沢山のマンゴーが収穫できそうな予感がする。

 

 

ミャンマー人気ブログランキング

ご拝読ありがとう御座いました。”応援クリックをポチッとお願いします!

 

dsc06471-1

 

dsc05263

1月
17

 

最近ミャンマーでも粒が大きなイチゴが店先に並ぶようになった。

 

4年前までは在来種で小粒のイチゴだけだったのですが。

 

ピンウールィンでは日本人の方が日本から持ち込んだ苗でイチゴ栽培に成功したとの話もあります。

 

シティマートでは1パック6500ksで売っていましたが、これは日本よりたかいです。

 

大粒のイチゴ食べてみましたが、糖分が少なく実が固くイチゴの香りも少ない。

 

去年の物より美味しくなかったのは残念。

 

 

ミャンマーの食品事情も年々向上して、昨日まで無かったものが今日は売っている状況です。

 

 

そんな中、ミャンマー産の青ジソを作ろうと種子を日本から取り寄せ、早速農家に栽培委託をしました。

 

来月末には収穫できるのではと皮算用していますが、農家としては初めてなのでどうなる多少心配です。

 

委託先の農家は仕事熱心で春菊も上手に栽培しているので期待はしています。

 

年間通じて栽培できれば農家の換金作物といては効率の良い作物になるはずです。

 

ミャンマー人気ブログランキング

ご拝読ありがとう御座いました。”応援クリックをポチッとお願いします!

 

DSC05386

 

DSC05382

12月
08

 

おでんの季節になった日本の大根は店頭に並ぶ標準的な大きさのLサイズ(1ケース10キロ、10本入り)が、10月初旬では1200円と例年並みだった。ところが11月に入り、全国的に流通量が急増して価格は下落。Lで最も品質的に優れたものでも600円、サイズによっては採算割れとなる異例の値崩れとなった。

 

例年だと120円/kgが今年は60円/kgと例年の半額以下。

 

 

ミャンマーの大根は写真の様に人参の大きさ程度が標準で、正直あまり美味しくない、こんなに小さいのに中には芯があり口に残る。

 

写真の大根は250gありますが、これで300ks(30円)、つまり120円/kg。

 

これは日本の例年の大根の値段と同じで、今年は日本の方が安い。

 

品質を加味すればミャンマーの大根は日本の3~5割増しの価格。

 

この様な事例は他にもありそうな気がするので、日本の農業技術を駆使すれば高品質で安価な野菜の供給も夢ではないかも知れない。

 

 

ミャンマー人気ブログランキング

ご拝読ありがとう御座いました。”応援クリックをポチッとお願いします!

 

DSC05106

11月
27

 

ミャンマーの農村は何処の地域に行っても貧しいのは同じ。

 

ただ、貧しい度合いが大きく違う。

 

中部乾燥地帯の上ミャンマーとエヤワディなどの下ミャンマーでは貧困の度合いが大きく違うのは明らかだ。

 

今回調査したチャンベェジー村はコメの収穫は年1回確実にでき、カニの自然養殖も少し資金があれば可能で、耕地を二重に利用できる優位性があり、出稼ぎに出る人はいない。

 

上ミャンマーのザガイン管区のイエサジヨ郡タティコン村は年間降雨量700㎜の乾燥地帯で水をくみ上げるのにもお金がかかり、乾季の農作物は出来ず出稼ぎに出るしか生活の糧が無い。

 

ただし、チャンベェジー村でも昔ながらの農法や器具を使った農業では収益は上がらず、貧困への坂道を下っているのが現状。

 

国や管区が営農指導員を派遣して、金をかけなくとも収益の向上が可能なことを教えるべきかと思う。

 

また家計についても、むだな金を使っている気がしてならない。

 

例えば、今回も携帯電話を頼まれたが全てスマートフォンがいいと言う。

 

スマホで商売をするので有ればその投資も有益であるが、ただゲームをしているだけなら無駄遣いの一言。

 

それなのに生活が苦しいとは『チャンチャラおかしい』

 

このように言ってしまえば身も蓋もないが、

 

金の計算が余りにも杜撰なことが貧困の根本原因かもしれない。

 

ミャンマー人気ブログランキング

ご拝読ありがとう御座いました。”応援クリックをポチッとお願いします!

 

 

チャンベェジー村の子供

チャンベェジー村の子供

 

チャンベェジー村の小学校

チャンベェジー村の小学校

11月
26

 

チャンベェジー村はテビンセィ村から船で45分の場所で、交通手段は船だけの交通不便な村、

 

サイクロンナギリスの時には救援物資はほとんど届かなかったそうだ。

 

元々はそれ程貧しい村ではなかったがサイクロン被害を引きずり、農家は借金返済に追われている。

 

40エーカーの田んぼを持つ農家は毎年400万ksを借りなければ営農できず、利息だけでも200万ks近く支払う。これは粗収入の13%相当額。

 

外国人が初めて訪れたので彼らは融資を期待していたようだが、我々は金貸しではないのでその要望には応えられないと言うが同じことを何回も要望する。

 

営農方法を変えなければ今の借金地獄から脱出できないと教えるのだが、どうも理解できないようだ。

 

この地域はカニの自然養殖(田んぼの中に放し飼い)を行っているが、これを始めるのにも田んぼの改修や稚カニの購入費が無く、自然に入り込むカニを捕る程度。

 

本格的にカニの養殖を行えば米作の3倍程度の粗収入はあるので、この事業には試験的に2エーカー分の投資を行った。

 

この試験養殖を行った農家が成功すれば多くの農家がこれに続くだろうが、

 

多くの農家がこの事業に参入すれば、元になる稚カニの需要が増し価格が高騰して来るのは目に見えているので、カニの完全養殖の試験も実施することにした。

今回は当地に泊まることになったので村の有志8人が集まり食事&酒を飲みながら数時間歓談した。

 

ミャンマー人はどうも共同作業は苦手なようで、せっかく持っている村の力を分散され商人に思うように使われている。

 

カニでも村全体で販売するとか農機具も共同で購入したらどうかとの提案には、賛同が得られなかったのは、お互いを信用していない根本的な問題があるようだ。

 

同じ稲作民族でも日本のような共同体の意識は非常に薄い。

 

 

ミャンマー人気ブログランキング

ご拝読ありがとう御座いました。”応援クリックをポチッとお願いします!

 

夜の歓談

夜の歓談

 

刈り取り間近なイネ

刈り取り間近なイネ