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Posts Tagged ‘農業’

12月
03

2017年に契約した日本のODA304億円でザガイン管区シュエボー地区の50万エーカーの灌漑施設の改修,農村道路・橋の改修、種⼦センターの開設等を行う

 

シュエボーはポーセン米のミャンマーで一番のブランド米産地で、イギリス植民地時代にできた灌漑設備等の改修を行えば農民の所得が1.5倍になるとJICAは試算している。

 

*シュエボーは新潟の魚沼地域とミャンマーでは同じ地位になる。

 

ミャンマーは耕作地が1358haあるが、灌漑設備の整った耕作地は212万ha15.6%)しかなく、この面積も設備の老朽化等で年々減ってきている。(下表参照)

 

1000haの耕作地を基盤整備し灌漑施設を作ればミャンマーの穀物収穫量は現在の倍近くになり、増加分は全て輸出に回せる。

 

1000haの基盤整備・灌漑施設は1兆円~1.5兆円必要と思われるが、こらは穀物輸出で確実に回収できる金額だ。

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11月
21

先日秘書がラポタ(エヤワデー管区)の僧院へ寄付に行った。

 

お土産には生カニをリクエスト。

 

ラポタはエヤワディ管区の生カニ集積地で川岸近くには何軒ものカニ問屋が有る。

 

ここに集積されたカニはムセ経由で生きたままのカニが中国に輸出される。

 

最盛期にはここから1日2~30tが中国に向かうそうだ。

 

カニは全て天然なので近年捕獲量が減り、漁師は捕獲が規制されている80g以下のカニまで捕獲する。

 

また、中国では抱卵カニが珍重され高値で買い取れるため、抱卵カニの捕獲も資源減少を招いている。

 

政府は資源保護政策を打ち出すがこれを守る漁民も商人もいないのが現実だ。

 

ワタリガニ科、ノコギリザガミ属、アカテノコギリガザミ 英名マッドクラブ(mud crab)、

 

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dav

10月
14

タンニャ(黒砂糖)が貴重品になるかもしれない。

 

タンニャはトッテイの実の液を煮詰めた砂糖でミネラルが豊富だと言われている。

 

トッテイの木はツユクサ類ヤシ目ヤシ科シュロ属でヤシの木との見分けは簡単で葉が開いているか丸まっているかで遠くからでも見分けがつく。

 

タンニャはトッテイの実から出る液を集めることから始まるが、この作業が大変で十数m有るヤシの木に登り実に傷をつけ受け皿を置く、半日ぐらい経過した頃樹液を集めに叉木に登らなければならない。

 

一家で数十本のトッテイの木を保有していると大変な重労働になる。

 

しかし、収入は110,00015,000ksと少なく、かつ半年は仕事ができない。

 

木から落ちて死んだり怪我をする危険も常に付きまとい、決して良い仕事ではないのでトッテイ栽培を止める農家は多く、400軒あったトッテイ農家が100軒に減った村も有る。

 

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高所作業

 

集めた樹液

 

煮詰める

 

形を作り冷めたら出来上がり

9月
15

マンダレーの産業作物開発関係者の話によると

 

中国からの引き合いが強く綿花の価格も高くなっているため農家は綿花の栽培面積を増やし2017年はマンダレー管区だけで19万エーカーとなった。

 

価格は1.6kg当たり1200ksから1500ksに上がり農家の収入も増えた。

 

価格上昇は中国の高い需要に依るもので、中国は長期的にミャンマーから綿花を輸入し続けるかもしれないと、産業作物開発関係者は語った。

 

 

「 中国は長期的にミャンマーから綿花を輸入し続けるかもしれない」この考えは非常に危険で輸入側の中国から見ればミャンマーからの輸入は需給の調整でしかなく、いつ輸入数量が減るか分からない。

 

ミャンマーは糸や生地を輸入しているのであるから一次産品の輸出は止め、製糸や布織産業を充実させるような方策は取れないのだろうか。

 

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8月
04

商務省の発表によると、720日までのデータによれば、米の輸出は328,706トンので金額は1900万ドル(331.6ドル/t)

 

これは896ks/1p

 

我が家は少し高級米なので2750ks/1pのコメを買う。

 

一般的家庭では1500~2000ks/1pのコメを食べている。

 

*1P2kg

 

日本円に直すと

 

輸出米 450ks/kg=37.5円/kg

 

我が家 1375ks/kg=115円/kg

 

一般家庭 875ks/kg=73円/kg

 

因みにアジアンの国々の消費者米価は以下の通り

 

ニラ76円/kg

 

クアラルンプール:58 円/kg


ベトナム:50円/kg 


インド:40円/kg


中国(雲南省):44円/kg

 

ミャンマーは所得と比べると3割くらい高いのでは?

 

どの様な品質のコメを輸出しているか分からないが輸出米は極端に安い。

 

勿論国内消費は流通経費が掛かるので輸出米よりは高くなるだろうが、この差は一体何なのだろうか?

 

生産者米価は中流米で2432円/kg

 

*生産者米価は籾摺り精米費(2.5~3円/kg)は含まず

 

ミャンマーのお米は生産原価と流通経費が高すぎるのではなかろうか。

 

生産原価は単位当たりの収穫量が少ない、流通経費は輸送費が割高&流通業者の中抜きが多過ぎではなかろうか。

 

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お米屋さんの店頭

7月
29

ミャンマーコーヒー協会の秘書官、U Min Hlaingは、ミャンマーコーヒーの需要が過去数年間で急増し、

 

現在はアジアや西洋諸国の十数社に輸出されていると述べた。

 

100トン以上のコーヒー豆が海外市場に出荷された」と同氏は語った。

 

国内需要は8000t以上でこのまま生産量が増えなければコーヒー豆輸入国になってしまう。

 

政府は2030年までにコーヒーの栽培面積を200,000エーカー、輸出量を60,000トンに増やすことを希望しているとしているが、その施策に本気度はうかがえない。

 

現在、生産するコーヒー農園は約60,000エーカーで生産量は年間約8500t。

 

 

 フィリピンは、国内のコーヒー需要が高まる一方で、生産量は低迷しているので、コーヒー豆の自給率は42%になってしまった。

 

そこで、政府は官民挙げて生産量増加に力を入れ2022年までに自給率を160%まであげる目標を立てた。

 

 

ミャンマーも栽培面積を増やし、また生産性も上げる努力をしないと輸入国になってしまうが、政府の活動が鈍く生産者はイラついている。

 

政府に資金投入せよと言う事ではなく、金のかからない法整備や森林の農地転用、そして外国

 

人技術者のビザの発給の簡素化など政府のやることは沢山ある。

 

掛け肥(声)だけではコーヒーは育たない。

 

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ピンウールィンのコーヒー園

7月
22

ミャンマーは年間90万トン近くの生産量が有り23年前までは世界1の生産量を誇っていたが、

 

近年は生産量も減りアフリカのタンザニアに抜かれた。

 

上ミャンマーのマグウエーはゴマ生産に適した気候でゴマ農家が多いが、

 

今年はゴマの生育時期に大雨が降って生産量は例年の70%程度と見積もられる。

 

日本は年間16万t消費するが90%は輸入、ミャンマーからは12万t/年輸入しているが、黒ゴマは日本国内消費の殆どがミャンマー産と言われている。

 

しかし、今年の4月に輸入食品検査でアフラトキシンが検出され全量検査が義務付けられた。

 

2010年にもイミダクロプリドカルバリル検出され事件が有り、

 

生産者の有害農薬使用禁止の徹底をしなければ日本への輸出はじり貧となりそうだ。

 

ゴマ輸出はヒスイ輸出と同等の金額なのでミャンマーとしては貴重な外貨稼ぎ商品として大事に育てなければならない。

 

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3月
09

ミャンマー米協会(MRF)は2018年の籾米の最低取引価格を決めたと発表した。

 

品質基準に達した籾米の最低価格は1カゴ(21kg)5000ks。

 

ミャンマーで収穫された米価格を設定するのは、初めてのことです。

 

MRFの全精米所、米のトレーダー、代理店、民間企業は、新価格で、指定された品質基準を満たす米を購入すると協会幹部は語った。

 

コメの品質問題、地方によって取引の方法が違う、計量方法器具の統一等問題は発生すると思われるが、

 

我々は問題に応じて解決策を見つけるだろう」と精米協会のU Win Thantは語った。

 

 

1カゴ21㎏の籾米が精米になると約13.5kgとなる。

 

籾摺り、精米、輸送、倉庫、金利、経費を加えて1カゴ(精米で13,5kg)10000ksとすれば、

 

小売りへの卸は1p(2㎏)は1481ksとなり、小売価格は1700~1800ksとなる。

 

 

一方農民は

 

5エーカー(2ヘクタール)の標準農家で1エーカー当たりの収穫量は平年作で70カゴ

 

70×5×5000=1,750,000×(2毛作)=3,500,000ks

 

これから機械、燃料、肥料、農薬、人件費、種もみ費用を引けば実収入は2,000,000ksを切る。

 

因みに単位当たり収穫量は日本の半分の1反当たり4.2

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2月
23

携帯電は保有率が80%を超え、携帯電話保有者の80%以上がスマートホンのミャンマー、

 

最近は地方の農民もスマートホンを有効に使っているそうだ。

 

San San Hla提供のアプリは気候変動の予測、病虫害に対しての適切な農薬、適切な施肥の方法、新しい種子、農産物の価格変動等々。

 

「グリーン・ウェイ」は、農民と専門家を結びつけ「農民は必要な時にいつでも助けを得ることができる」としていて、

 

農民の困りごとの相談室的な役割を果たしている。

 

ミャンマーの農業は前近代的な農法で収穫量も少なく農民の収入は極端に少なく、5エーカーの農地を持っていても粗収入が300万ksに満たず生活は苦しい。

 

携帯アプリ一つで気候変動予測や適切な病虫害予防が出来れば収穫量もUPする、結構なサービスだ。

 

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スマホを使う農民