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Posts Tagged ‘経済’

1月
12

 

ミャンマーで多くの工業用地が遊休状態になっている。転売目的で購入した投機家が、地価上昇を待っているのが原因とされる中、今年春に発足する国民民主連盟(NLD)中心の新政権に、投機規制の強化を期待する声が出ている。ミャンマー・タイムズ(電子版)が6日伝えた。
ミャンマー建設業者協会(MCEA)のコー・コー・トゥエ副会長は、当局と癒着している業者には、正規の売り出しより前に工業用地が割り当てられていると指摘。「工業用地の割り当てに関する既存の規制が守られていないため、土地価格の高騰が止まらない状態だ。NLD主導の新政権は、規制の順守を徹底させる必要がある」と訴える。
現行制度では、工業用地の取得者は購入から6カ月以内に工場建設に着手することが求められ、その後も空き地のままなら没収されることになっている。しかし実際に用地が没収されることはほとんどなく、20年間も遊休地になっているケースも少なくないという。
工業用地の販売価格が1区画当たり900万チャット(約82万円)程度で、その後に投資家間で売買され、1区画当たり9億チャットにまで高騰した例もある。
ミャンマー不動産サービス協会(MRESA)のタン・ウー副会長は「(いつまでも工場が建設されない)工業用地が没収されれば、土地の価格は確実に下落するはずだ」と話している。 引用終わり

 

法律が有っても守らない、守らせない、これが全て悪の根源。

 

投機対象の工場用地は上下水道もない電気も停電ばかりなのに、タイの工業団地よりも地価が高い。

 

地価が高いことで労働単価の安さの優位性もなくなってしまい、

 

こんなことを続けていれば外資は入ってこないのは当然の成り行き。

 

一部の悪徳投機家により国益を害している。

 

6か月以上放置された土地の没収を厳格にすることをNLD政権に望む。

 

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1月
10

 

ソフトシェルクラブとは、その様な名前の蟹が存在する訳ではなく、脱皮したての甲羅の柔らかい蟹の、食材としての総称です。

 

アメリカではブルークラブ、東南アジアではマングローブガニ、オーストラリアではマッドクラブなどのワタリガニ系の脱皮したて個体が使われています。

 

ミャンマーではアカテノコギリガザミが多く生息しているのでこれをソフトシェルクラブの個体として使用している。

 

ワタリガニ科 :ノコギリガザミ属:英名Mud crabMangrove crab

 

 

ノコギリガザミは縄張り意識が強く、特にオス同士が鉢合わせると喧嘩をするので、

ソフトシェルクラブの生産現場では1匹1匹カゴに入れ脱皮するのを待ち、脱皮したら直ちに取り上げ真水に入れる。

そのまま塩水に浸していると甲羅が固くなる。

 

2時間に1度各カゴを確認するので膨大なマンパワーが必要となり、労働集約産業の典型である。

 

 

海沿いの地方活性化に適した産業ですが、養殖池、養殖筏・カゴ、冷凍庫、冷凍運搬車など膨大な資金が必要で地元の企業は躊躇している。

 

また販売も海外なので販売ルートの確保も容易ではない。

 

辺境地域の雇用創出と外貨獲得はミャンマー政府とすれば願ってもない産業であることは確かだ。

 

 

ソフトシェルクラブはから揚げにして食べると非常に美味しい。塩コショウを少し振りかけると一層美味だ。

 

ここ2~3年でミャンマーでも多くのレストランが提供し始め人気メニューになっている。

 

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アカテノコギリガザミのソフトシェルクラブ

アカテノコギリガザミのソフトシェルクラブ

 

ソフトシェルクラブの養殖場

ソフトシェルクラブの養殖場

 

ソフトシェルクラブから揚げ

ソフトシェルクラブから揚げ

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12月
27

 

ミャンマーの土地は全て国有地。

 

国民や企業は国から土地使用権を得て使用している。

 

使用権には当然期限が有りミャンマー国民は60年と聞いている。

 

例外的に永久使用権(ボーババイ)付の土地もあり、

 

以前は有期使用権と永久使用権の土地の使用権価格は倍の差があったが、

 

最近はこれらの差は無くなり殆ど同一価格になってきている。

 

この現象はミャンマー人特有の法解釈からきているものか、あるいは政府が有機期限付きも無期限とみなしているのか定かではない。

 

上記は土地使用権を買えない外国人にはあまり関係ないと思いがちだが、

 

外国投資法に基づいて設立された企業は土地の使用権の購入を認められている。

 

しかい民間人が持つ有期使用権付土地の外資企業が使用権を買った時は、その使用権期限はどの様になるのだろうか。

 

外国投資法を読む限り、使用権を買った時点から使用年限が起算されると思われるのだが・・・

 

誰かこの件について詳しい方ご意見をお聞かせ下さい。

 

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12月
24

 

ヤンゴンの地層は沖積層で固い支持層までは数十mある。

 

摩擦杭か支持杭かにより杭の長さは違うが、

 

いずれにしてもヤンゴンで構造物を作るとすれば丈夫な長い杭は必要不可欠。

 

3年ほど前日本の大手メーカが合弁でプレキャストコンクリート工場を立ち上げたいとの意向で段取りをした、

 

ミャンマー側の大手生コン会社は乗り気ですぐにでも工場見学をしたいとの申し出まであったのに、

 

役員会で政治的リスク(本音かどうかは分からないが)が高いとの事で急きょキャンセルになった。

 

日本側の愚にもつかない理由で中止になったのは残念至極。

 

ミャンマーは建設ブームですが、丈夫な杭を作る工場はなく、どうしても必要な時には輸入している。

 

今回の合弁工場で杭、電柱、パイプ、桁などを製造できれば品質・経済性や工期短縮などミャンマーの発展に大きな貢献をするだろう。

 

期待していますIHIさん。しかしプレキャストコンクリート工場がなぜIHIさんなの。

 

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杭打ちの状況、杭はRCコンクリート杭

杭打ちの状況、杭はRCコンクリート杭

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12月
18

15日から某行政法人関係の方々のご案内をして、

 

ミャンマー企業や行政を訪問している。

 

ミャンマー人経営者の言葉は

 

『ミャンマーには技術力が無いので日本企業から学びたい』

 

『日本品質の物を作りたい』

 

表面的には正しい認識だと思うが、

 

それに付け加えできれば投資もしてほしい。

 

つまり、金も技術も持ってきてくれ。

 

俺たちには土地がある。

 

その土地の価格はバカ高くヤンゴン近郊の工業団地はタイ・バンコクの後発工業団地より高いところもある。

 

電気水道もまともに無いところでだ。

 

日本から金と技術を提供させ自分は安く手に入れた土地を提供する、

 

もし失敗してもミャンマー人は一銭の損もしない仕組みを考えている。

 

日本企業が撤退しても土地は残り、あわよくば建物や機械装置まで残る。

 

合弁事業を希望しているミャンマー人経営者は目先の利益にとらわれることなく長期展望に立って事業を考えてほしいと思う。

 

さもなければ世界の企業から見放されてしまう。

 

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12月
10

 

2013年から3年間調査、研究、試験を続けて来たソフトシェルクラブ養殖事業が実現に向けて大きく前進した。

 

2014年には地元企業と合弁寸前で経営姿勢の違いから破談になった経験など、沢山の勉強をした。

 

今年の3月にはチャウンタービーチの近くで試験養殖も行い、大学の専門家も驚くような貴重なデーターも得た。

 

10月には養殖最適地も見つけることができ地元民との協議も順調に進んでいて、農家(バンブーハウス)に泊まり大勢の地元民とも酒を酌み交わした。

 

1昨日からは事業を一緒に進める斎藤社長も来緬して今後の進め方についての詳細を詰めて、来年末には加工工場も稼働させる予定だ。

 

車、バイク、船を使い調査個所は20か所以上で、同じ個所に複数回行ったこともある。

 

時間、資金、気力も限界に来ていたので、養殖最適地が見つかったのは執念が実った感じです。

工場が本格的稼働すれば150~300人の雇用を生み出し年間150~300万ドルの外貨を稼ぎだし、国や地域の発展に多少なりとも貢献できる。

 

まだまだ越えなければならない問題は山ほどあるので予断は禁物と肝に命じて精進する覚悟です。

 

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地元民が経営している極小規模な養殖筏

地元民が経営している極小規模な養殖筏

 

 

 

12月
06

 

ミャンマーに移住して8年が経過した小生。

 

数年前から比べると物価の上昇が激しく生活費は倍増した。

 

今年1年間の平均は

 

食費:232000ks/月

 

住居費:656000ks/月

 

その他(人件費、光熱、交通、通信、雑費等):423000ks

 

合計1311000ks(約13万円)

 

*上記は戸建てに5人での生活費用

 

それほど贅沢な生活をしている訳ではないが1月13万円必要。

 

2010年当時の資料を見ると695000ks/月。

 

特に人件費と家賃の値上がりは2.7倍になった。

 

小生の場合ミャンマー生活で特筆すべき点は衣料費が日本の生活と比べ極端に安いことだ。

 

普段の生活は短パンに半袖シャツかTシャツ、スーツやYシャツ等は数年間購入したことが無い。

 

インターネット事情が以前より良くなってきているので家賃が安い田舎に引っ越すのも選択肢の一つかも知れない。

 

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11月
22

 

2011年の民主化以来物価の値上がりが大きいミャンマー。

 

主要品目の平均値上がり率は2006年と比べると191%

 

物価経年

1000ksの物は2900ksになった計算。

 

ただし、給与は100000ksが290000ksにはなっていない。

 

表にはないが家賃も同様の値上がりで250,000ksが800,000ksに。

 

インフレ時には何処の国でも同じだが物価高騰に給与が追い付いていかないので庶民の暮らしは厳しくなってゆく。

 

ミャンマー人の食生活にはあまり影響はしないが、ミャンマービールの値上がり率が極端に低く、まさに物価の優等生。

 

この優等生もミャンマービールの親会社が日本のキリンビールになったのでいつまだ続くかは分からない。

 

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11月
14

 

チャンベェジー村農家の年間粗収入は200万ks強、月間17万ks(1万7000円/月)

2Book1

 

物価の高い農村で6人家族の生活はギリギリで、家族が病気や怪我でもしたら大変だ。

 

預金は無いので、カニ養殖での稚ガニ代、餌代、生活費等、150万ks程一時不足するので街金から金を借りる。

 

金を借りる条件は10%/月の利子と米、ゴマの買い付け権利。

 

買い付け権利があるため販売価格は自由に決められず街金の言いなりで10%は買い叩かれる。

 

収入は米、ゴマ、カニ販売の年3回で、収入があった時点で部分返済する。

 

不作や水害でカニが逃げた場合など借金だけ残り金利払いに追われる。

 

普通の年でも上記の表で分かるように支払利息が極端に多く支出額の45%。

 

カニは養殖期間が長ければ大きくなり高値で売れるが、借金返済期日等の兼ね合いで売れる大きさになれば売らざるを得ない。

 

今回取り上げた農家は自分の土地が8エーカー有りまだ恵まれている方だ。

 

 

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