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Posts Tagged ‘経済’

4月
30

ミャンマーの米作農業実情(1)

ミャンマーの米の生産量は約10000万トンと言われているが、正確な数字は把握できない。1000万トンは国民1人が年間150kg食べても余る計算になる。海外輸出もしばしば行われている。

この1000万トンの数量は耕作面積800万エーカー(政府発表)に対してである。

私は昨年来機会があるごとに農民や米関連業者にインタビューして情報を仕入れてきてこれらの情報を整理してみた。

1、  ミャンマーの人口は約6000万人でその70%が農業従事者。数字だけ見ると十分な農民が居て耕作面積が少ないように思われるが、現実には農繁期は極端な人手不足で耕作できない田圃も発生している。

2、  かんがい施設がある場所と無い場所では収穫量が違う。

3、  気候的に2期作ができるが殆どが1期作で裏作には豆を栽培する。

4、  雨季作と暑気作では暑気作の方がコストは掛かるが収量は多い。

5、  1家族(3人が労働可能)耕作可能面積は牛1頭を持って4エーカー程度。

6、  生産管理不足で生産量が低下している。

7、  農民は籾の状態で収穫後直に精米業者に売却する。

8、  生産過程や流通過程でのロスが多い。

9、  米価が安定しないので農家の収入が不安定

10、小規模農家は経営が苦しい。

11、大規模農家が小作に出すことが減っている。

12、田圃を持たない農民が増えている。

13、農民の勤労意欲が低い

14、機械化や生産技術の遅れが目立つ

15、流通システムが資金力のある人が儲けるシステム。

籾の選別する農夫

 

 

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4月
22

ハマグリの時雨煮をミャンマーで普及させる

ミャンマー人は貝類を殆ど食べないが、最近海鮮料理屋が流行っていることもあり食べる人も増えたようだ。

先日ハマグリの時雨煮を作りミャンマー人の友人に分けたら、美味しいのでこれを作って売りたいと言い出した。

ミャンマー人の中流家庭では食生活に気を使うようになり、健康によい新しい食材は躊躇無く取り入れているとのこと。

ハマグリの時雨煮は普段ミャンマー人が摂取していない栄養があり肝臓や、貧血には効用がある。また脂質が殆どないのもいい。

そして、原材料のハマグリはミャンマーでは沢山取れる。

以上のようなことを勘案して事業化を進めて見ようかただいま検討中。

ただ、ハマグリの時雨煮を作るのは素人なので、専門家の指導を仰がなければならないだろう。

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4月
20

週刊ポスト2011年4月29日号の記事が本当だとすれば、

http://www.news-postseven.com/archives/20110418_17850.html

25%節電させて産業界の生産性を落とさせ経済を後退させる政策をどうして政府は取るのだ。

資源エネルギー庁はなぜこの情報を公表しないのか、それとも官邸に待ったを食らったのか。

官邸の情報をコントロールが全て悪いとは言わないが、震災後の一連の情報隠蔽は、国民を惑わす一方だ。

週間ポストの記事によれば、揚水発電の1050万KWは発電量にカウントされていないそうだ、ピーク時にこれを使えば東電の発表している850万KWの不足を賄える事になる。

これがが本当なら節電協力も馬鹿らしくなってくるのが人の気持ちではないか。

空管首相は自分は優秀で国民はバカだと思っているのでか。

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4月
08

ミャンマーも公務員や国営企業に勤めていた人には年金があり支給されている。

しかし金額があまりにも少なすぎるので年金としての価値は無い。

年金は2ヶ月に1度年金事務所に受け取りに行かなければもらえない。

40年勤めた公務員が月額1500ksでは、3000ks受け取る為バス代400ks引くと子供の小遣い程度しかならない。

ティ・セイン大統領は公務員の給料と年金は早急に検討するとは言っているが、日本的に言えば前向きの検討する程度のことだろうと思う。

日本の年金もこんな事にならないように願いたい。

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4月
05

ダウエーの経済特区開発工事は今年の1月から、タイのゼネコンイタリアンタイが工事に着工することになっていたが、ミャンマー側の事情で一時中断。

法整備が追いつかない状況が原因のようで、1年程度中断するようだ。

これはミャンマーの経済発展には大きな痛手になる。

法整備が追いつかない状況は、昨年の私立学校の認可の件でも同様なことが起こり、私立学校についてはいまだに法整備は整っていないようだ。

軍事政権が長かった為優秀な官僚が育たなかったのか、行政の怠慢なのか・・・・?

トップが上げた政策をスムーズに反映できない行政府になってしまっているのではないのだろうか。

4月
03

 

3バイ100円のイカ

最近鮮魚の値上がりが目に付く。
以前は100g20円程度だったが、最近は30円以上だ。
また、海の魚も以前は雑魚扱いで100g10円程度だったのが最近は川魚と同じかそれ以上する。
15cm程度のイカ3匹で100円は2年前に比べて4倍以上の値段だ。
海の魚は、最近流行っている海鮮料理屋の影響でミャンマー人も食べ始め需要が増えたことと、燃料費の値上がりで安い魚をとっても採算が合わず需給のバランスが崩れたのが要因のようだ。

3月
06

ニュースを見ていたら、関税の関係で中国で生産されたものは100円ショップでは100円で売ることができなくなるそうだ。
100円ショップは100円だから価値があることを考えて、中国より生産費が安いミャンマーなどが注目を集めているそうだ。
人件費は確かに安いので魅力的だと思うがミャンマーは法的整備等の課題も多い。
ミャンマー政府もこれらの法律整備を早く解決して外資導入を積極的に進めてほしいものだ。

3月
03

日本にいて多くの経済人に会うが、ミャンマーで経済特区を建設していることを知っている人はほとんどいない。
日本で報道されていないことがその大きな原因なのだろう。
小生が経済特区の話をするとその資料がほしいと言う人は多い。

以下、タンダーリ管区ダウェーの経済特区の概要
同プロジェクトは2011年から3期に分け10年で完成する。建設はタイのゼネコイタリアンタイが担当する。
プロジェクトの総敷地面積は250平方キロメートル、深海港、重化学工業団地のほか、軽工業向け工業団地、商業施設なども開発する。深海港と工業団地内のインフラ整備や、タイ側からダウェーを結ぶ道路の建設費は計9,742億円~1兆1,134億円と見積もられており、工業団地内の工場建設費などを含めた総事業費はその8倍に膨れ上がる見通しだ。
また今後70万kwの発電所、工業用水ダム、造船所の工事などが今後発注されると思われる。
「環境規制強化によりタイ国内で事業拡大が難しくなった重化学工業各社がダウェーへの進出に積極姿勢をみせている」
ダウェー開発はインドシナ地域の経済発展の鍵として位置づけられている産業道路網計画のうち、インドシナ南部を横断する「南部経済回廊」の拠点として注目されてきたが、道路網整備だけでは採算の見通しがなく、工業団地の併設により巨大プロジェクトが実現する可能性が見えてきたという。
タイ西部カンチャナブリ県のバン・プ・ナムロンではすでに臨時の国境ゲートが開設され、兵士が配備されている。同地点はミャンマー政府の統治が行き届き、治安上のリスクが最も低い。
カンチャナブリの中心部からミャンマーとの国境緩衝地帯までの約75キロメートルは2車線の道路が整備済み。ミャンマー側国境地点からダウェー間の160キロは、7割ほど進んでいるが未舗装という。道路網と平行して石油・天然ガスのパイプラインが敷設される予定で、タイのミャンマーへのエネルギー依存もさらに拡大するとみられる

2月
27

アメリカの投資家の講演で、アメリカ国債を買うよりミャンマーの農業投資したほうが短期、長期にわたってリターンが大きいし、リスクも少ないと語っていた記事を見た。

ミャンマーは農業には適した気候で自然災害も少なく、少しの投資で農業用地が確保できる。

また、基盤整備をすれば生産性も今の2~3倍にはなる。

これらのことを熟知した発言だと思われる。

農業だけではなく、水産、鉱業、製造、流通、建設、どの業種を見ても可能性を秘めた魅力的なビジネスが展開できると思われる。

日本の報道をまともに見聞きしているととんでもない道を歩むことになる。

経営者が自らミャンマーという国を見なければ本当のことはわからないのだ。

今からでも遅くはないミャンマーに行ってみよう。