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Posts Tagged ‘政治’

2月
06

 

1日から始まったミャンマー新国会、決まるべきものがなかなか決まらない。

 

大統領になりたい一心のアウンサンスーチー女史と一定の権力を保持したい国軍との駆け引き。

 

法による支配を訴えながら、憲法59条(F)の凍結案を可決しようとする動きは法の精神による支配と矛盾する。

 

NLDの法律顧問で最高裁の法廷弁護士、コーニー氏は「国民の意思と憲法とどちらが重要か。当然、国民の意思だ」と語り、法的に容認されるとの認識を示した。

 

法的に容認されるとは全く自分の都合のよい解釈であろう。

 

 

 

NLDの新人議員の学歴で驚くのは中学程度(それ以下もいる)が96人

 

高校に入学したが卒業できない(高校卒業全国統一試験に不合格)者78人

 

高校を卒業したが大学には行かない者7人。

 

学歴が全てではないが中卒程度だと法律文の解釈は難しいのではなかろうか。

 

この様な国会議員を多く擁立し、能力のある者は国会議員にしないで自分の側近として使う。

 

NLDは国会議員候補者にはイスラム教徒は選挙対策で排除したが、実際は側近に多くのイスラム教徒がいる(前出のコーニー氏もイスラム教徒)

 

ミャンマー国内で彼らイスラム教徒は少数派で、

 

あたかもイギリスの植民地支配で国内少数民族のカレン族を使い、中間支配層とした事を思い出す。

 

少数民族ゆえボスのイギリスを裏切ることはできない構図。

 

イギリス(アウンサンスーチー)、カレン族(イスラム教徒)、国民(ビルマ族他)

 

これは小生の穿った見方なのかな。

 

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アウンサンスーチー女史とコーニー氏

アウンサンスーチー女史とコーニー氏

1月
23

 

4月スタートの新政権。

 

インフラ整備や国民生活向上の資金はどうするのか。

 

外国からの投資や借入金に頼ってばかりでは限界がある。

 

歳入不足の最大の原因は徴税が正しく行われていない事に尽きる。

 

二重帳簿、三重帳簿は当たり前のミャンマー。

 

税収額より脱税額の方が多い現実。

 

ヒスイや高級木材の密輸は正規輸出の10倍とも言われている。

 

また輸出入価格不正申告は常識で実取引の3割程度しか申告していない。

 

不動産取得税や家賃収入への課税は制度化されているが実態は如何なのだろうか。

 

税務署や関税の不正も目に余り正規に申告しても、当然のように賄賂を要求する。

 

現状の税制でも徴税努力をすれば数千億円の歳入増になるはずだ。

 

税金の捕捉率をせめて70%に上げれ無い様では、国民の期待に沿えないのではなかろうか。

 

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1月
20

 

4月から新政権が発足するミャンマー。

 

現政権の閣僚や高級官僚の駆け込み集金が目につく。

 

現在36人の大臣の内再任される大臣は何名だろうか、多分2~3名だろう。

 

NLD政権になればただの人になり、権力も権限も無くなる。

 

現在持っている権限をフル活用して私腹を肥やしている大臣も少なくない。

 

 

ある水産会社の社長は大臣に取り入り400エーカーの政府の土地をビックリするほど安い金額で手に入れた。

商売の許可、土地の農地転用・開発、建築許可等々あらゆる利権のバーゲンセール。

 

今後新政権がこの不正取得した許認可、不動産取得を取り締まることができるのだろうか。

 

これを放置する様ではNLD新政権も国民の期待に応えることはできない。

 

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1月
12

 

ミャンマーで多くの工業用地が遊休状態になっている。転売目的で購入した投機家が、地価上昇を待っているのが原因とされる中、今年春に発足する国民民主連盟(NLD)中心の新政権に、投機規制の強化を期待する声が出ている。ミャンマー・タイムズ(電子版)が6日伝えた。
ミャンマー建設業者協会(MCEA)のコー・コー・トゥエ副会長は、当局と癒着している業者には、正規の売り出しより前に工業用地が割り当てられていると指摘。「工業用地の割り当てに関する既存の規制が守られていないため、土地価格の高騰が止まらない状態だ。NLD主導の新政権は、規制の順守を徹底させる必要がある」と訴える。
現行制度では、工業用地の取得者は購入から6カ月以内に工場建設に着手することが求められ、その後も空き地のままなら没収されることになっている。しかし実際に用地が没収されることはほとんどなく、20年間も遊休地になっているケースも少なくないという。
工業用地の販売価格が1区画当たり900万チャット(約82万円)程度で、その後に投資家間で売買され、1区画当たり9億チャットにまで高騰した例もある。
ミャンマー不動産サービス協会(MRESA)のタン・ウー副会長は「(いつまでも工場が建設されない)工業用地が没収されれば、土地の価格は確実に下落するはずだ」と話している。 引用終わり

 

法律が有っても守らない、守らせない、これが全て悪の根源。

 

投機対象の工場用地は上下水道もない電気も停電ばかりなのに、タイの工業団地よりも地価が高い。

 

地価が高いことで労働単価の安さの優位性もなくなってしまい、

 

こんなことを続けていれば外資は入ってこないのは当然の成り行き。

 

一部の悪徳投機家により国益を害している。

 

6か月以上放置された土地の没収を厳格にすることをNLD政権に望む。

 

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12月
31

 

いつもミャンマー歳時記をご拝読頂きありがとうございます。

 

今年最後のブログUPですが、やはり政治問題になります。

 

 

タイでミャンマー人の死刑判決に抗議デモ広がり国民の間には嫌タイムードが出始めている。

 

来年4月から政権運営を担うNLDはこの件についてアウンサンスーチー女史から何もするなとの指令が出ているようで国民の要望に耳を傾けようとはしない。

 

早速動いたのはミンアウンフライン国軍総司令官で同じ軍人のタイの将軍に

 

『法に則り正しい裁判を希望する』と手紙を出している。

 

宗教界も抗議の声が上がり、2人の運命に祈りをささげた。

 

NLDに動くようにアウンサンスーチー女史の自宅に抗議の市民や僧侶が押しかけた。

 

まさかそんなことはないと信じたいが、イギリス人が殺されたとのことでイギリスに気を使っているとすればとんでもないことだ。

 

 

それとは逆に国民をいじめたと言われている軍のトップが早々と行動を起こしした。

 

アウンサンスーチー女史は今の政権の仕事だからテインセィン大統領にお願いすべきと傍観の姿勢。

 

アウンサンスーチー女史よ、国民の命と財産を守ることにもう少し真剣にならないと今後の政権運営に支障を来すのではないですか。

 

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12月
28

 

ミャンマー総選挙後50日を過ぎ、最近は政治の話題もめっきり少なくなったミャンマーのマスコミ。

 

しかし先日FBでNLDの人材不足を揶揄するような書き込みがあった。

 

FBの書き込みは

 

NLDは国会議員には大臣を務め得る人材がいないので、国内の広くから人材を求めなければならないだろう。

 

ビジネスで成功したM社のZ氏は如何だろうか。(Z氏は米国の制裁対象人物)

 

トラシュエマン氏には主要な大臣を

 

テインセィン大統領にも閣内に入ってもらうべきだ。

 

 

かなり荒唐無稽な意見だが強ち的外れでもないかも知れない。

 

アウンサンスーチー女史は選挙前にNLDは人材豊富だと述べているが、

 

選挙後は『国会議員になったからと言って大臣になれると思うな』

 

『国会議員には政治の勉強をしてもらい試験を課す』など陣営の人材不足を暗に認めている。

 

 

国民の注目は誰が大統領になりどの様な人材を閣僚に任命するかだが、

 

政治の空白をなくし政権交代後もスムーズに政権運営をするには、有能な現閣僚や官僚を使わなければならない。

 

しかし現閣僚を多数使えば前政権と変わりがないと国民から反発が出る。

 

また有能な官僚は軍出身者が多くこれまた軍の嫌いな国民から反発が出る。

 

難しいかじ取りを強いられるアウンサンスーチー女史、どの様な捌きを見せるのか注目したい。

 

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12月
02

 

アウンサンスーチー女史は大統領の上に立つと言っているが、

 

憲法上の国家元首には当たらないだろう。

 

日本政府が女史を迎えるときどの様な立場で迎え、天皇陛下とお会いさせるのだろうか。

 

これはイギリスのエリザベス女王への拝謁も同様だと思う。

 

米国オバマ大統領との会談はどの様な歓待を受けるのだろうか。

 

アセアン首脳会議にはどの様な立場で出席するのか、あるいは女史の出席は拒否されるのだろうか。

 

外交には国際的儀礼があると聞く。

 

与党党首の立場では国家元首並の歓迎式典が行われるのだろうか。

 

其々の国の外務省は結構頭の痛い問題ではなかろうか。

 

民間でも院政を敷いたからと言って、その人が組織の契約上トップとはならないのは衆知のとおりだ。

 

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11月
29

 

国民に絶大な支持を得たNLD、来年4月からは新政権が発足する。

 

支持した国民は元・前政権の負の部分の精算を期待している。

 

新政権は国民の生活向上を唄い選挙に勝ったが、国民の期待に応えるには財源が必要であり、先ずは財源確保に奔走しなければならないだろう。

 

下記10項目を可及速やかに実施できなければ国民の期待を裏切ることになる。

 

  • 徴税の厳格化

  • 汚職の取り締まり&罰則強化

  • 元・前政権幹部が不法に取得した財産の没収

  • 主要産品密貿易の徹底取り締まり

  • 不法国籍取得者の取り締まりと財産没収

  • 教育の底上げ

  • 公費支出負担行為の厳格化&会計検査の徹底

  • 裁判の透明化と裁判官の再教育

  • 電気、交通網、上水道のインフラ整備に外資を積極に導入できる法整備

  • 公有財産売却の一元管理

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11月
23

 

今回の選挙は政策論争よりイメージ選挙と言っても過言ではない。

 

USDO=軍事政権=悪 

 

NLD=アウンサン将軍=アウンサンスーチー女史=良い

 

軍事政権は過去には国民をないがしろにした。

 

アウンサン将軍はイギリスに搾取されていた国民を独立という方法で救った。

 

よって国民は夢よもう一度の期待感でNLDと言うよりアウンサンスーチー女史を選んだ。

 

テインセィン大統領の欧米も驚くほどの民主化努力は評価されないというか評価の対象外にされてしまった。

 

 

今回の選挙では与党USDPの選挙戦略に解せない面が多々あり、選挙に大敗するのは必然の成り行きだった。

 

この成り行きを見極めていたのがテインセィン大統領ではなかったのではなかろうか。

 

USDPは軍事政党と言われるくらい元・前軍人が多く、これらの人たちに有無を言わせず政治から遠ざけるためには選挙に負け下野する方法が混乱なくUSDPを改革出来ると決断したのかもしれない。

 

テインセィン大統領はミャンマーの民主化が進めば軍人は兵舎に帰ると2012年に語っている。

 

テインセィン大統領がミャンマー民主化のための長期戦略として今回の選挙、そして野党への政権移譲を考えていたとすれば、これはまさにノーベル平和賞に値するのではなかろうか。

 

支配者が自ら支配者から離脱する。つまり無血革命。この様な事例は世界史の中でも稀で自分の記憶では日本の明治維新くらいだろう、

これはミャンマー版明治維新と言っても過言ではない。

 

今回の選挙の本当勝利者はテインセィン大統領かもしれない。

 

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